こんにちはー

Ａ（えぇ）鍼灸師、山中です。

今日は、生涯を通じて全く経験しない人は無いほど、極めて多い腰痛症についてです。

今回使用する鍼は金で出来たちょっぴり高価なもので効果も絶大です♪

2寸5番鍼といって長さ６cm・太さ0.24㎜の比較的長くて太い鍼です

この鍼を腰椎棘突起間の２番と３番の間、外側へ5分のところへ刺入します。夾脊穴（きょうせきけつ）というところです。

この経穴に鍼を深く刺入しますので、解剖学的知識はもちろん、経験と技が必要になります。

鍼灸はただ単に、ツボヘ鍼やお灸を据えたらいいという物でなく、刺入するスピード・角度・深さ・捻り・抜鍼の仕方やツボの組み合わせなど、いろいろ操作によって効果が全然違ってきます。

まずは切皮しました。ここから約５cmほど入れていきます。（身体の虚弱や体格によります）

両側に刺入し終わりました。しばらくしなくても、見る見るうちに発赤して、腰部はもちろん、身体全体に汗が吹き出てきます。（もちろん過ごしやすく温度管理された部屋で治療しています）

こんな感じです♪

これで、重苦しい腰部の鈍痛はもちろん、全身スッキリ爽快になったという人が結構います。

背骨から神経が出ている傍に鍼を打つことで、反射作用により血行をより良くし、脊柱起立筋の緊張を和らげ効果が高まります。（難しい説明は端折ります）

この治療は、神経の傍に鍼を刺入します。また発汗させるためには先ほども言いましたように、刺入テクニックが要りますので、知識と経験のある治療家にしてもらうことをお勧め致します。

鍼灸治療は、適切にすれば身体に負担が少なく安全な治療法ですよ。

一度お試しあれです。