突発性難聴の施術「まん福亭」鍼灸治療室

こんにちは。


今日は「まん福亭」鍼治療室に医院で突発性難聴と診断を受けた方が来室されました。


突発性難聴は症状が出てから、いかに早く治療を始めるかによって大きく予後が変わってきます。


概ね2週間以内に何らかの治療を始めないと、落ちた聴力の改善は難しくなります。


今回の方は、罹患されてからちょうど1週間後に来室されました。


医院でも継続して点滴・服薬等の治療されております。

まずリンネテストにて、伝音性難聴の有無を検査します。


※リンネテストとは、音叉による聴力検査の一つで、振動させた音叉を乳様突起上に置き、骨からの振動音が消えた直後に音叉を外して、耳の前に持っていき振動音が聞こえるかを検査します。


正常では気導による聴力は、骨伝導より長く続くため聞こえます。


中耳障害・外耳道の閉塞の場合は気導の方が短くなるので、音は聞こえません。

次にウエーバーテストにて伝音・感音性難聴の有無を検査します。


音叉を振動させ、前額部の中央にあて、振動が左右どちらに強く響くかを尋ねます。


正常であれば両方同じように響きますが、中耳~外耳道疾患では患側に強く感じ、内耳疾患では健側に強く感じます。


検査の結果、左の耳の感音性難聴が疑われました。


ほとんど左の耳では聞き取ることが出来ないようです。


※医師ではないので確定診断は出来ません。

治療は、1クール10回を目安に、その他の周辺症状を勘案しまして、まず身体全体の巡りを良くしていくことに主眼を置いておこないます。


合わせて、井穴刺絡

(今回は患側の関衝穴)に行います。

患側の耳周辺にも刺鍼ししばらく留置します。


顔面を詳細に観察すると頬に細絡が見止められました。

この細絡も解消していきます。


刺鍼後、少し薄くなりました。

 

これを1クール10回の治療で完全に取り除きます。

 

また難聴治療の評価方法は音叉・囁語法などを用います。

 

 

 

 



初回の治療直後の聴力は変わらずとのこと。

 

しかし、身体が重たく感じていたのがずいぶん軽くなったと仰ってました。

 

難聴は、西洋医学・東洋医学においても、難しい疾患です。



しかし、時として鍼灸治療が功を奏することがあるのも確かです。

 

今後も治療の様子をご紹介していきます。

 

皆さまの健康とキレイをフルサポート致します(‐^▽^‐)

 

 

 

突発性難聴の鍼灸治療 2はコチラ

 

○は気導で右、×は気導で左、匚は骨導で右、コは骨導で左、標準は0から25「まん福亭」鍼灸治療室

 

 

 

 

 

大阪大学医学部卒業後、国立医学研究所・大学病院・救急病院等で長年勤務しておりました。

脳科学や運動生理学など西洋医学を元にしたと療法と鍼灸師として 培った東洋医学をベースとした治療でみなさまを総合的にサポートいたします。 

 
理学療法士として中枢神経障害を

専門にする病院でのリハビリを担当しておりました。

また、シンメトリー小顔整顔のサロンを主催しております。




まん福亭鍼灸治療室は完全予約制・広々とした個室でゆっくりと治療を受けることが出来ます。


また、ご自宅への往療も可能です。






経絡治療から・よもぎ蒸し、鍼通電療法・理学療法・シンメトリー小顔整顔などそれぞれ、専門の鍼灸師・理学療法士が治療致します。


施術料金:

初療費:無し

実費  :5000円(施術時間は概ね60分から90分です)

往療費:堺市内:1000円


鍼灸:各種健康保険取扱いしております:お問い合わせください。



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