「まん福亭」では居宅介護支援事業所も併設しています。
高齢者や障害をお持ちの方のお困りごとの相談や介護保険申請からケアプランの作成・住宅改修などトータルに支援させて頂いております。
介護支援専門員(ケアマネージャー)は一度資格を習得すれば、
永久にその資格が有効かと言えばそうでは無く(´□`。)
5年に1度専門研修を受けて資格の更新をしなければなりません。
なぜなら、介護保険制度は出来てから日が浅く、目まぐるしく変わる
社会情勢や制度、新しいニーズに合わせていかなければならないからです。
専門研修はⅠとⅡに分かれて実施されますが、
少し、どのような内容かご紹介させていただきます。
専門研修Ⅰは主に全体講習でその年の更新を受けなければならない人(なんと700名~800名)が集まって1日中講義を受講します。
受講内容は
1日目
・保健医療福祉の基礎理解/認知症高齢者・精神疾患に関する講義
2日目
・介護サービスの活用と連携/福祉用具・住宅改修
・訪問看護・訪問リハビリテーション
3日目
・ケアマネジメントのプロセスとその基本的考え方
・保険医療福祉の基礎理解/高齢者の疾病と対処及び主治医との連携(1)
4日目
・保険医療福祉の基礎理解/社会資源活用に関する講義
・保険医療福祉の基礎理解/高齢者の疾病と対処及び主治医との連携(2)
5日目
・保険医療福祉の基礎理解/人格の尊重及び権利擁護に関する講義
・対人個別援助技術及び倫理に関する講義
・介護保険制度論に関する講義
6日目
・対人個別援助技術に関する演習
専門研修Ⅱはグループワーク(演習)が主で100人くらいの人が12・13グループに分かれて、議論を交わしそれによって得たものを発表するという形式です。
1日目
・介護支援専門員・ケアマネジメントに関する今日的、課題を理解。
認知症利用者のケアマネジメント、業務マネジメント、リスク管理等
・介護保険制度、介護サービスをめぐる諸課題、介護支援専門員の役割・実践等に関する課題
2日目
・サービス担当者会議、チームケアの重要性を理解
3日目
・自立支援・利用者本位の観点から作成された居宅サービス計画の事例を取り上げ、それがどのようなプロセスを経て作成されたのか、具体的なアセスメントの手法、サービス活用方法、関係機関との連携手法、個別サービス計画との関係。
相互に意見交換しながら課題の分析方法、居宅サービス計画作成のポイントを学ぶ。
※認知症高齢者の例について
4日目
・自立支援・利用者本位の観点から作成された居宅サービス計画の事例を取り上げ、それがどのようなプロセスを経て作成されたのか、具体的なアセスメントの手法、サービス活用方法、関係機関との連携手法、個別サービス計画との関係。
相互に意見交換しながら課題の分析方法、居宅サービス計画作成のポイントを学ぶ。
※医療ニーズの高い利用者について
このような研修をすべて受けた後に更新手続きを済ました者だけが、引き続き業務に就けます。
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