高齢者になるとどうしても
食べる量が少ない
食べるのに時間がかかる
疲れてしまう
かみにくい
むせやすいなど
食事内容とご本人の希望が合わないことが多くあります。
大規模施設では、お一人お一人の食べる嗜好性・気力・体力に合わせた
メニューの提案など
個々の栄養状態への配慮を確立させる事はなかなか出来ません。
小規模施設だからこそ出来ることがあります!
摂食や嚥下・顎の動きの状態や表情などご利用者さまの食べる能力を見ながら、
単にやわらかく食べ易いものをご提供するのでは無く、
利用者様ごとの
お好みや能力にあったお食事をご提供しています。
まん福亭では「至れり尽くせりよりも」→「出来ないところを改善して頂く」
すなわち、
「出来る事はなるべくご自身で」
「出来ないこともご自身で出来るように」
そのお手伝いに力を入れています!
お食事の面においても
「持っている能力は維持・向上」
「損なわれている能力の改善」
を目標に
管理栄養士や理学療法士・柔道整復師・調理師・歯科医師・歯科衛生士
などそれぞれの専門化が連携して支援します。
ただ単に、栄養の有るものを食べさえすればいいというのではなく、
身体も心も豊かに過ごして頂くためには、美味しい食事であることはもちろん
見た目にも美しく、
それでいて栄養のバランスがとれていなければいけません。
普通の食事を細かく刻んだり、ミキサーにかけたりするのではなく、
食材の特性を熟知していれば、
包丁の入れ方ひとつ・熱の通し方ひとつで、
食べやすくなるものです。
栄養補助食品やサプリメントなど利用すれば食品を摂らなくても、
ある程度栄養状態を維持できる時代ですが、
よく顎を動かし、
口から入った食べ物をよく噛むことで
栄養素を効率よく吸収し、
頭の働きも良くなると言われています。
サプリメントはあくまで補助として有用だと思いますが、
やはり食品から栄養がとれればそれが一番です。
キレイで美味しいもの食べれば、人は誰でも自然に笑顔になります。
楽しく食べることでさらに消化・吸収効率もアップします。
「食育」⇔「食楽」
「食べることは生きること・生きることは食べること」
ただ食べるだけではなく楽しんで食べることは
人を幸せにし生きる活力を更に高める原動力!
お食事を通してみなさまの「笑顔」支援させて頂きたい。
そんな風に「まん福亭」は考えています。